点字作成

県庁、市役所や駅などの公共機関、高速道路のサービスエリアなどではバリアフリー対応が進んでおります。しかしまだ対応していない観光地、宿泊施設など多くあるのが現状です。多くの障がい児者や高齢者が今よりもさらに気軽にお出かけができるようになるためには、人が集まる場所でいかにインクルーシブな環境づくりができるかということです。
点字とは、視覚障害者の方が文字を読んだり、書いたりするために使っている文字のことです。縦3つ、横2つの6つの点の組み合わせで、言葉を表現します。
近年では、公共施設や交通機関以外に工業製品や飲料品や生活用品にも表記されてきました。

点字に似ているもの

シャンプーの容器

シャンプーとリンスを間違えないように、シャンプー容器に「刻み」が入っています。これは花王が触っただけでシャンプーとリンスを区別できるように開発したものです。目の不自由な方だけでなく、目をつぶって髪を洗う時に誰でも区別がつきます。

花王の「シャンプーのきざみに込められた思い」について良かったら読んでみてください。

黄色い点字ブロック

この点字ブロックが最初に設置されたのは日本で、1967年岡山県の国道の交差点に設置されました。点字ブロックには2種類あり、進行方向を示す直線上の誘導ブロック(線状ブロック)と、危険箇所や誘導対象施設等の位置を示す点状の警告ブロック(点状ブロック)とがあります。

点字には表現範囲が限られているため、文字数や言葉の選び方が重要になってきます。点字名刺、点字プレート、点字シールなどの製作を請け負う場合には、限られたサイズの中で情報を正しく伝えるために、実際に視覚障がい者の方に相談する場合もあります。
ぜひ一度ご相談ください。