お客様にもスタッフにも分かりやすいプレート
2025.08.04
最近の社会問題として1つに「人材不足」があります。コロナ以降観光業界では、人手が足りず、予約を止める宿泊施設まであり、インバウンドでオーバーツーリズムを危惧している地域もあれば、経営困難に陥り業績が伸び悩んでいるところもあります。
先日、栃木のあるホテルに宿泊してきました。かつて団体客を集客していたであろう歴史を感じるホテルで、私たち家族はいつものようにユニバーサルルームをお願いし、食事場所も個室を用意していただき、寛げる時間を過ごすことができました。朝食はビュッフェ形式のため大勢収容できるレストランが食事会場でした。中では外国人スタッフが大勢働いていました。
そこで、テーブルに置いてあるプレートを見て、私はちょっと感動しました!それは、私たち客側にも、そして、外国人スタッフの方々にも分かりやすいと感じたからです。
客がテーブルに着くと、プレートは白い面(食事中)を上にして置かれています。つまり、客が料理を取りに行っている間、テーブルに誰もいない状態でも、このテーブルにはお客さんがすでに着座しているということがスタッフに分かります。食事が終わると客はプレートを逆にし、茶色い面(食事終了)にしてテーブルを離れます。それを見て、外国人スタッフの方々は皿などを片付けて良いと判断できます。※客がこのプレートの裏返しをしないまま部屋に戻ってしまう場合は、スタッフの方々は、ちょっと様子を見るのでしょうか?
とにかく、混乱を招くこともなく、スムーズに、尚且つシステマチックなこの仕組みは素晴らしいと思いました。余計なコミュニケーションは必要なく、朝食時の慌ただしい時間帯にお客さんの出入りを円滑にまわしていくのに、とても良いアイテムだと感じました。
特に目立つものでもなく、何気ない配慮。まさしく「ユニバーサルデザイン」だと思い、思わず写真を撮ってしまいました!