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長野県松本市にある浅間温泉「玉之湯」に行ってきました

2023.07.28

以前から何度も予約チャレンジしてて、なかなか予約がとれなかったホテル「玉之湯」。ようやく行けることになり、先日伺いました!

着いてすぐに感じた事は、玄関はもちろんスロープになっており、ロビーに入ると車椅子の人もそうでない人も皆、目線の高さが同じくらいになるように腰掛けられる椅子に座り、冷たいそば茶とおまんじゅうでおもてなしをして頂きました。ほどなくして、お部屋に行きました。

今まで、私はバリアフリールームでも完全な洋室は宿泊したことがありますが、和洋室はありませんでした。お部屋のドアはスライドで室内までスロープになっており、室内の座敷も傷や汚れに強い素材を使用しており、段差が全くない部屋のつくり、そして、テーブルや洗面台の高さもちゃんと計算されていて、とにかく驚きの連続でした。

車椅子利用の家族がいると、宿泊先でいつも「面倒だな~」と思ってしまうのが、車椅子の置き場所です。バリアフリールームでない場合、たいてい部屋の玄関か廊下に置きます。うちの子の車椅子は折り畳みができないので、かなり場所をとります。でも、今回部屋も広く、廊下も隣部屋との距離が少し離れているので、そういった面倒な気持ちはありませんでした。

  

そして、お風呂ですが、貸し切り露天風呂に入りました!うちは片親だけでは子供の介助が無理なので、両親ともに一緒に入れる貸切風呂をよく利用します。主人が子供の体を洗って、湯船に入れてくれている間に、私は子供を寝かせられるようにバスタオルを敷いたり、浴衣を着せられるように準備したり、胃ろうや気管切開部のケアをする準備をします。なので、うちはいつもお風呂は慌ただしく、親は子供が寝ている時間に朝風呂で大浴場を堪能するのがいつものスタイルなのです。

貸し切り風呂の湯船近くまで車椅子のまま行けるのは初めてでした!これはとても助かります!うちの子のように抱き上げて移動させる場合、車椅子がどこまで行けるかによって、その大変さが変わります。吸引器や呼吸器(うちは現在持ち歩いていませんが)などどこへ行くにも大荷物になるので、手に持てる物が限られてしまうのです。そういう意味でもここの貸し切り露天風呂は最高でした!!青空の下、風が気持ちよく、本当に良いお湯でした!

  

湯船に入れない人でも対応している部屋のシャワールーム、そして広いトイレ。もうこれらは申し分ありません。大人の方で一人で車椅子で宿泊されてもきっとゆっくり寛げると思います。

最後に、ちょっと嬉しかったこと!館内着が浴衣ではなく作務衣だったこと。しかも胸あたりの衣併せのところにボタン!!これは素敵!浴衣だとついはだけてしまうので、わざわざ家からパジャマを持って行く人もいるくらい。でも、作務衣だったらこうしたことを気にしなくて良い。しかも子供用の作務衣もあって、うちの子は体温調節ができないため浴衣を着せられない(館内温度で体温が変動してしまうため)のですが、今回作務衣を着させて頂きました。(もちろん素敵な柄の選べる浴衣もご用意していました)※写真を撮り忘れてしまったので、実際に泊まって体験してみてください!

料理も美味しく、スタッフさん皆さんの対応も優しく丁寧で、とても素敵な旅行となりました。

ありがとうございました。

詳しくは下記ホームページでご確認ください。

◆玉之湯🔗