おしらせINFORMATION

OPENプロジェクトでお話させていただきました

2024.03.18

山梨県社会福祉協議会(以下:県社協)の方から1月にお声がけいただき、県社協主催のイベントでユニバーサルデザインの話をして欲しいとご連絡いただきました。「ユニバーサルデザインとは」「今までの取り組みについて」「制作実績」などお話させて頂きました。

私以外に、富士見高原リゾート株式会社の藤田さん、株式会社ファーマンの井上さんもお話をして頂き、藤田さんは「ユニバーサルツーリズム」について、井上さんは「農福連携・障がい者と共に働くこと」についてお話をして頂きました。

藤田さんのお話の中では、障がい者の旅行(屋外のアクティビティなども体験できる)をいかに楽しいものにするかということを常に考えていらっしゃるように感じました。私自身子どもと出かける時は、車椅子以外に酸素ボンベや吸引器、酸素を測る機械(サチュレーション)など多数荷物を持ってのお出かけになります。山を登ったり、スキーなどは子どもとしたことがありません。それらを藤田さんの所では可能にする取り組みをされていて、驚きました。

また、井上さんのお話の中では、障がい者(おそらく知的障がい者や発達障がい者の方たちとの活動ではないかと思います)の方たちの特性や人柄を考えて仕事を作り出す、そしてそれに対して工賃が生まれていることに驚きました。農業をすることを目的とするだけでなく、例えば、絵が上手な方がいたら、絵を描くことに給与を支払うなど、当事者を主体にした考え方が素敵だなと感じました。

  

私は、ユニバーサルデザインとバリアフリーの違いや、色や文字やコミュニケーションから見るユニバーサルデザイン、そして、街中で見つけた良いアイデアのユニバーサルデザインをご紹介しました。その後、クロストークを挟み、グループになって、参加者の皆さんから感想や質問などを聞く時間を設けていただきました。

あっという間の貴重な時間でした。県社協の方が円滑に進行していただき、楽しい時間となりました。もっと多くの方に私の思いや考えをお伝えできる場がこれから増えるといいなと思いました。ありがとうございました。