おしらせINFORMATION

ディズニーシーに行って感じたこと〈備忘録〉【食事編】

2024.07.02

今回初めてレストラン予約ができて(親戚にとってもらいました)ゆっくり食事ができました。うちの子は嚥下食でペースト状になっていないと口から食べることが出来ません。しかも量は少ししか食べられないので、胃ろうから栄養剤を注入しています。

ディズニーの中でいくつかのレストランは食事形態を希望すると対応してくれるところがあります。私は今回、あらかじめ「インフォメーションブック」を送ってもらいました。(障がいをお持ちの方、高齢者、妊婦さんがディズニーに行く時はこれを見ておくと良いです!)その中に各レストランでの対応の内容が書かれたページがあり、ペースト加工してもらえるレストランを予約してもらいました。

今回、お昼に行ったお店は「ホライズンベイ・レストラン」。ここでは自分で料理をトレーに載せてレジで会計するシステムでした。まず入口でペースト加工をお願いしたい旨を伝えました。すると、奥から対応してくださるスタッフさんが来て、要望を聞いてくださいました。うちの場合、息子は健常児の一食分ほどの量は食べられません。なので、親が選んだ料理の中からいくつかの料理をピックアップして、さらにその1/3位の量をお願いするなど、ミキサーをして頂く量も指定しました。そして、ペーストといっても粒が少し残るくらいなのか、液状に近いものなのか、色々とあります。うちの子は粒がない、トロトロの状態でないと飲み込めないので、そのことを伝え、シェフに加工をしてもらいました。少しすると、依頼したものを持って来てくれました!

 

障がい児者も健常児者も皆同じものが食べられることの喜びは当事者や家族でないと分からないかもしれませんが、手間を惜しまず、希望を叶えてくれることは、本当に嬉しいことです。息子は外食だと、周囲の喧騒などが気になり、なかなか食べられないのですが、この食事はよく食べていました。

そして、夜も「レストラン櫻」という所で食べることができ、こちらでも、昼と同じように、ペースト加工をお願いしました。こちらは和食レストランだったので、ペースト加工をお願いできる料理があまりないかなと思ったのですが、意外とやっていただけました。お子様メニューの中からいくつかペーストにしてもらいました。これもよく食べていました。こちらのレストランでは静かにゆったりと過ごすことができたので、息子も落ち着いて食べられたようです。

ディズニーでは「プライオリティ・シーティング」というレストラン優先案内受付のシステムがあります。この予約をする場合、1か月前から予約開始となるため、かなり争奪戦となるようです。ショーレストランとなれば、なかなかとれるものではありません。(もちろんキャンセル等で当日予約もできます)今回初めて、この方法で食事をしました。そしてうちの場合にはとてもありがたいサービスでした。オススメしたい!と言いたいところではありますが、簡単ではないため、もし予約できた場合は(必要な場合)ぜひ食事形態を希望してみてください。