旅行&食に関する冊子
2023.05.25
JTB総合研究所🔗のユニバーサル・ツーリズム推進担当の勝野様との出会いにより、観光面(宿泊施設・食・観光施設・交通など)におけるユニバーサルデザインの冊子作りに携わらせて頂く機会がありました。
1つは『食のユニバーサルデザイン』という冊子。こちらは宿泊施設側が何を注意して、どんなことに配慮してお客様をお出迎えすると良いかをまとめたものになります。グループ会社のSPCがある山梨県笛吹市石和町は温泉地で、宿泊施設が多くあり、外国から来る観光客が近年増え、また高齢者のお客様が今後さらに増えていくことを考えると、さまざまなことを見据えてサービスをより充実したものにしていかなければなりません。そのためには、まず、ご提供するお食事について、宗教上の特徴や飲み込みが難しいとされる高齢者に向けて嚥下機能食を取り入れるなどの工夫が必要となってきます。こちらは印刷業務のみ携わらせて頂きました。
もう1つは、『重症心身障害児(者)とご家族の旅行をお手伝いするための手引き』という冊子です。「重症心身障害児」とは、重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態のある子供あるいは成人のことです。こちらは、内容を少しだけ監修させて頂き、使用している写真なども提供させて頂きました。私の子供も重症心身障害児なので、旅行の際にどんな物品を持って行くのか、どういうことに注意しているのかなど勝野様にお伝えさせて頂きました。この冊子は重症心身障害児及びその家族が沖縄旅行する際に役立つ情報が掲載されています。