制作事例WORKS

音声コード付きの冊子

2023.05.25

 

上の写真のオレンジ色の機械は「スピーチオ」といって、文字情報を二次元コード「SPコード」(QRコードのようなコード)に生成してそれを読み取り音声で文字情報を聴くことのできる機械です。かつてこのSPコードを使って行政や福祉の冊子を作ったことがありましたが、現在この機械は生産停止となり、これに代わってスマホで聴くことのできるアプリが登場しました。

コードは、印刷物各ページの下辺の角に印字されます。同時に、コードが印字されていることを手で触ってわかるように、用紙のコードの位置に切り欠きが設けられています。コードの大きさは、文字数で決まり800文字で18mm角、1000文字で20mm角となります。音声は男性、女性の2種類で作成できます。

最近ですと、公共団体や金融機関が出す印刷物や病院の処方箋やいわゆるお薬手帳の服薬指導などの情報、ピザ宅配会社のメニューなどにも、SPコードの添付が見られるようになりました。そして現在、Uni-Voiceというアプリがよく利用されています。スマホにダウンロードをしておけば、いつでも音声で情報を聴くことができます。